2016年08月03日更新
【勝手に物申す】2.5次元舞台はアリかナシか!
最近ほんとに多い、漫画やアニメ原作の舞台化。2.5次元っていうワードがあるように、もう1つの文化というかカテゴリーとして成り立っている気がします。そんな漫画・アニメの舞台化!という話題が挙がるたびに、ツイッターなんかもうてんやわんやの大騒ぎ(苦笑)な風景ももう見慣れたものです。今回は、“2.5次元舞台”呼ばれるものついて、私の思っていることを勝手にぶちまけたいと思います(あくまで私個人の勝手な思いですのでその辺を踏まえて閲覧ください)。
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ずばり!
私は2.5次元舞台を見に行く側の人間なので、
どうしても反対派の方には理解できない!と思われる見方でしか言えないと思うので、
そのあたりをわかっていただけるとありがたいのですが…。
私が断固反対!派の方に言いたいことは、
「じゃあ来るな」の一言に限るんですよね。
突き放す言い方になってしまうのは申し訳ないですが。
無理なものを無理して見る必要はどこにもないですし、
2.5次元という作品だと、舞台オリジナル作品よりチケット倍率も変わってくるので、
チケ取りの人数が減るのはありがたい、と個人的には思っています。
情報化社会と言われるようになってから、もうずいぶんと経ちますし、
ツイッターなどのSNSの人気から、ありとあらゆる情報がネット上に溢れています。
特に、私たちのようなオタク人種ってツイッターでの繋がりとか多いじゃないですか(笑)
それでも、だからこそ、シャットアウトすることも必要なんじゃないのかな、って私は思うんですよね。
舞台化断固反対!を高らかに宣言する方は、舞台化なんて自分の中ではなかったことにして、
どうぞそのまま2次元の世界で推しキャラを愛でてあげて下さい。 -
アンチ舞台派を敵に回した発言かもですが。
たしかに、「なんでもかんでも舞台化すればいいってもんじゃないんじゃい!」
という思いは多少ございます。
人気漫画やアニメ原作だからって、ホイホイ見に行くと思うなよ(推しが出るなら話は別だけど)とも思います。
でも、“2.5次元”という言葉ができてしまうくらい、
漫画やゲーム、アニメを原作とした舞台にはそれなりの需要があって、それなりの客層が入ることも見込まれて、
盛り上がるコンテンツになっているのではないでしょうか。
たとえ、舞台化アンチの方が反対!だとか、そんなの望んでない!だとか騒ぎたてようと、
公式での舞台化発表がされた時点で決まったものは決まったんです。
嫌だと思うなら黙ってろ、行きたい人は行くんだから。っていうのが本音です。
文句があるのなら、ツイッターで呟く前に公式へどうぞ。
出演する役者さんには何の罪もありません。
これならコスプレの方がマシ。素人に演じてほしくない!
なんて呟きを目にするのは、役者さんファンとしては、とても悲しいです。
好きなことを呟けるのがツイッターの良いところだとは思うのですが。
私自身、推しの役者さんに対しては過激派盲目なタイプなので、
万が一タイムラインで推しのことを悪く言っているのを目にしてしまったら、
「私の推しのすばらしさをなんにも知らんくせに、知ったようなこと言うんじゃねえ!
お前の推しの漫画やアニメや声優のことをこれでもか!ってくらい貶してやろうか」
という気持ちになります。
誰だって、自分の好きな人のことを悪く言われるのは気分が良いものではありません。
彼らはそうした世界で生きているから…と言っても、
何を言っても許されるかというと、そんなことはないんじゃないのかなあ。
みなさんにも好きな作品やキャラクター、声優さんがいるように、
舞台でそのキャラクターを演じる役者さんにも同じように応援しているファンはいるんだってこと。
そのことだけは、頭の片隅に置いていてくれるとありがたいです。 -
ここまで言うと・・・
こんなに過激な発言をしてしまうと、私がアンチ2次元かと勘違いされているかもしれませんが。
私は、2.5次元を今は主に活動しておりますが、
漫画も読むし、アニメも見るし、声優さんも好きですし、そうしたイベントにも行く雑食人間です。
そもそも、そんな私にも、まだツイッターのようなSNSのなかった時代(年齢がばれそうですな)に、
「舞台?なにそれありえない」みたいな考えだった時があったんです。
それが今では毎月のように何かしらの舞台を観劇し、
布教用のDVDで推しのすばらしさをプレゼンする始末。
人生、なにがあるかわかったもんじゃないです。
今は絶っっっっっっっ対にありえない!!!!!!と思っているあなたも、
劇場に足繁く通う日も遠くない未来かもしれませんよ?
ちょっとでも興味のある方、行きたいけどどうしようかな…とか悩んでいる方がもしいたら、
ぜひ1度劇場へ遊びに来てください! -
私が思う“舞台”というもの
舞台に対する考え…というほどご立派なものではないのですが。
私は、舞台の魅力の1つって、
演じる“役者さんの解釈した”キャラクターを見ることができる、
というところにあるんじゃないかなと思っています。
もちろん、原作の漫画やゲーム、アニメに登場するキャラクターはとても魅力的で、
すばらしいものだと思います。
ただ、舞台でそのキャラクターたちを演じる役者さんも、
みなさんの大好きな作品やキャラクターのことを軽んじている、なんてことは決してありません。
漫画やゲームやアニメなど、原作をとことんまで研究して、
舞台上でどう表現したら良いか、どうしたらもっとキャラクターを魅力的に見せることができるか、
漫画の1コマ、ゲームのスチル、アニメのワンシーンを何度も何度も見返して、
自分なりにキャラクターを理解し、解釈したものを、舞台の上で披露してくれます。
漫画がアニメ化されるにあたって、イメージと違ったなって声優さんがキャスティングされることってあるかと思います。
でも、実際にアニメが始まってみたら、このキャラクターはこの人にはできない!とか、
自分の想像以上にすばらしい演技でキャラクターを再現してくれた!
みたいに、評価が変わった経験、ありませんか。
舞台も、それと大差ありません。
そりゃ、アニメの声優さんと声は違うかもしれませんし、自分のイメージしていたビジュアルとは少し異なるかもしれません。
でも、そうした違和感を消し去ってくれるくらい、
役者さんも舞台上ですばらしい演技をしてくれるし、キャラクターを魅せてくれますよ!
このセリフはこんな言い回し、とか自分の中で想像していたものと違うものを表現されたとき、
こんな解釈もアリだったか!と説得力のあるお芝居をされたときの感動ったらないです!!!!!
むしろ、筆者は今では、「この人は、どんな解釈で表現してくれるんだろう」と、
自分の中にあるイメージを覆してくれるような、
演じてくれる役者さんが“自分なりに解釈したキャラクター”を舞台上で表現してくれるのを見ること。
自分の中にあったキャラクター像を良い意味でぶっ壊してくれるような役者さんが好きですし、
それを見ることが楽しみの1つだったりしています。 -
いかがでしょう?
自分の中にあるキャラクター像を覆されたくない!というお考えの方もいるかと思います。
でも、絶対無理!みたいに頑なにならずに、軽い気持ちで、1度見にきてみませんか?
もしかしたら、自分の中の何かが変わるきっかけになるかもしれませんし、
こっちの世界も案外楽しいものですよ?
私たちも、原作ファンは来るな!なんてことは絶対に言いません。
原作が好きで舞台を見に来た方が、役者さんのことを好きになって帰ってくれたら、
生写真1枚買って帰ってくれたら、舞台の良さを周りに広めてくれたら、未来の推しになってくれたら。
新規だろうと古参であろうと、同じ作品を、同じ役者さんを好きなことに変わりはありません。
いつでも大歓迎です!と、私は両腕を広げて言いたいです。
(マナーはきちんと守りましょうね)
あなたのご来場を、心より、お待ちしております。
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