2016年09月01日更新
楽しい夢には代償がつきもの。不倫の慰謝料請求の対処法
不倫は悪いこと、それは真実です。でも、不倫してはいけないと分かっていても妻帯者を好きになってしまうことが無いとは言えません。好きになってしまったとはいえ、罪は罪。慰謝料請求をされてしまったら、せめて上手に不倫を畳みたいものです。
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奥さんとの交渉は冷静に
悪い女にはならないで不倫が相手の奥さんにバレた場合、電話やメール、内容証明郵便で慰謝料請求の連絡が来ることになります。突然のことに驚くかもしれませんが、感情的になってしまうのはいけません。逆上したり、強い物言いをしたりすれば相手の思うツボ。
なお、基本的にはできるだけ支払いを回避できないか交渉、支払わなければならないとなった場合に金額をできるだけ少なくなるように交渉といったステップになります。
反省はしても、お金を多く支払いすぎる必要はありません。しっかりと自分を持って、交渉に当たりましょう。 -
本当に償う必要があるのかを調べる
慰謝料請求、回避する?不倫がバレ、慰謝料請求されてしまったとしても、法律に則って請求が認められるためにはいくつかの条件があります。
つまり、慰謝料を払わなくていい場合が存在すると言うわけ。しっかりと自分の関係を見直して、どう対応するかを考えましょう。
◯肉体関係があったか
◯交際相手が既婚者であると知っていたか
最近、肉体関係のない不倫でも慰謝料請求が可能という裁判例が出たものの、そう言った例は稀。基本的には肉体関係があってはじめて不倫とされます。
また、彼が既婚者であると知らなかった場合はあなたも被害者。独身だと思って付き合っていた相手が結婚していたとして、それが不倫とは言えませんよね。
そのため、書面などでその事実を伝えれば、慰謝料請求を回避できる可能性があるんです。 -
慰謝料を減らすには
慰謝料も節約?慰謝料を回避できないとなった場合、支払いの金額を交渉する必要があります。基本的に、不倫慰謝料の相場は200万円程度。
交際期間が長ければ長いほど慰謝料は高額になる可能性が高く、妊娠したような場合も同じように高額の慰謝料を請求される傾向になります。また、相手が既婚者であると知りながらアタックしたり、資産・収入が高い、または社会的地位の高い職業に就いている場合も高額になる可能性があります。
彼の奥さんが精神疾患などに罹患してしまった場合や、自殺未遂などをおこしてしまった場合にも慰謝料が高額になる傾向があります。 -
恋は止められない、けど……
本当に幸せになれる?不倫の行き着く先は、なかなか幸福に結びつかないもの。好きでいても叶わない想いがあるのが悲しい現実です。慰謝料請求をされてしまう前に、できれば自分から関係を終わりにすること、気持ちの切り替えをしていくことが大切。幸せになりたいなら、あなただけの彼を探して。