【イタリア芸術の旅】名画を鑑賞できる教会7選

ルネサンス発祥の地、イタリア。街には教会や聖堂など歴史的な建築物が多く、ルネサンスの三大巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロを初めとする名画が残っています。それゆえ、各地の美術館や博物館はもちろん、教会や大聖堂など、現存する作品の数々を鑑賞するのも、イタリア観光の楽しみのひとつとなっています。そこで、今回は、世界的名画を鑑賞できるイタリアの教会をピックアップしてみました!

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  • (1)サンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会【ミラノ】

    世界遺産に登録されている天才レオナルド・ダ・ヴィンチの大傑作「最後の晩餐」で有名なサンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会。教会の左側にある修道院の食堂の壁に、新約聖書に記された最後の晩餐のシーンを高度な遠近法を用いて描かれた4.2m×9.1mの巨大な壁画があります。言わずと知れた名画ですよね!

    ■最後の晩餐(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
    レオナルド・ダ・ヴィンチ作『最後の晩餐』。ダ・ヴィンチが生涯に手がけた壁画のうち、現存する最も代表的な作品。描かれているのは、キリスト教の聖書に登場するイエス・キリストの最後の日に登場する最後の晩餐の情景。ヨハネによる福音書13章21節より、キリストが12弟子の中の一人が私を裏切る、と予言した場面。
    引用元:http://www.art-library.com/davinci/last-supper.html


    http://www.tokotabi.net/overseas/italy11/milano1.html

  • (2)サン・サティロ教会【ミラノ】

    ドゥオーモ(ミラノ大聖堂)のすぐ近くにあるサン・サティロ教会。ここには天才ブラマンテの偉大さを知る作品があります。それはブラマンテが仕掛けた視覚トリック「だまし絵」です。

    ■わずか1メートルに満たないスペースに、遠近法で奥行きを表現した祭壇は実に見事です。実際入り口付近からみると奥行きがある祭壇のように見えるようになってるのですが…。


    http://www.howtravel.com/europe/italy/milan/mil-sightseeing/mil-building/chiesa-di-santa-maria-presso-san-satiro/

    ■祭壇を近くで見るとこんな感じ。意外と奥行きがないですね。狭い祭壇幅をブラマンテ率いる芸術家達がトロンプルイユ(騙し画法)といわれるテクニックで、さも「奥行きのある祭壇」 に見せかけているのです!今でいう3D効果ですね♪


    http://www.howtravel.com/europe/italy/milan/mil-sightseeing/mil-building/chiesa-di-santa-maria-presso-san-satiro/

  • (3)サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂【フィレンツェ】

    フィレンツェとルネサンスを象徴する、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂。クーポラ(丸天井)の内側には、ジョルジュ・ヴァザーリとフェデリコ・ツッカリによる「最後の審判」の絵が描かれています。 大聖堂天蓋の見上げて見る「最後の審判」も良いですが、展望台まで行くと、途中に大聖堂の天井画を間近で見ることができます。

    ■最後の審判(ジョルジュ・ヴァザーリとフェデリコ・ツッカリ)
    1572年からジョルジョ・ヴァザーリによって制作が始まり、その死後を引き継いだフェデリコ・ツッカリにより1579年に完成された作品。最後の審判 とは世界の終わりに人々が裁かれること。世界の終わりにイエス・キリストが再臨し、あらゆる死者をよみがえらせて裁きを行い、永遠の生命を与えられる者と地獄へ墜ちる者とに分けるという…


    http://m-mikio.world.coocan.jp/brunelleschi.html

    ■間近で見る最後の審判


    http://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g187895-d198675-Reviews-Duomo_Cathedral_of_Santa_Maria_dei_Fiore-Florence_Tuscany.html

    ■よ~く見てみると…あれ??…実は、絵画の中にパレットを持ったフェデリコ・ズッカーリの自画像が紛れています(笑)。実際訪れる際は、探してみるのも面白いですね♪


    http://lacasamia2.exblog.jp/16859795/

  • (4)サンタクローチェ教会【フィレンツェ】

    ミケランジェロ、ガリレオ、マキャヴェリ…など、かつての偉大な芸術家や政治家たちが埋葬されているというサンタクローチェ教会。大きな堂内には沢山の礼拝堂と、沢山の墓碑があり、多くの著名人の眠るお墓としての役割を、フィレンツェではこの教会が担っているそうです。絵画としては、中央礼拝堂にはアーニョロ・ガッディの「聖十字架の物語」、バルディ礼拝堂にはジョットの「聖フランチェスコ伝」、ペルッツィ礼拝堂にはジョットの「洗礼者ヨハネの生涯」と「福音者ヨハネの生涯」、バロンチェッリ礼拝堂にはタッデオ・ガッディの「マリアの生涯」…など。この教会には、ここでは上げきれない程の名画で溢れており、教会全体が美術館としても充実しています。

    引用元:http://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g187895-d195017-r57385584-Basilica_di_Santa_Croce-Florence_Tuscany.html

    ■聖十字架物語(アーニョロ・ガッディ)
    「聖十字架物語」はキリストが磔刑に処せられた十字架の木が主役の伝説で、旧約聖書のエデンの園から始まり、7世紀の東ローマ皇帝ヘラクリウスの時代に及ぶ壮大な歴史的長編ドラマです。ちなみに、アーニョロ・ガッディは、タッデオ・ガッディの息子。
    引用元:http://www.adm.kanazawa-u.ac.jp/fresco/99_magazine/r_santacroce/06.html


    http://crs.w3.kanazawa-u.ac.jp/project/02/prj02.html

    ■「マリアの生涯」(タッデオ・ガッディ)
    聖母マリアの生涯が描かれた「マリアの生涯」は、タッデオ・ガッディの最大傑作です。


    http://remove.jugem.jp/?eid=48

    ■ミケランジェロの墓碑(ヴァザーリ)
    中央に彼の胸像があり、その下の段には彫刻、絵画、建築と、業績を象徴する3体の像が並んでいます。


    http://jun-gloriosa.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-8e3b.html

  • (5)サンタマリア・デル・カルミネ教会【フィレンツェ】

    かのミケランジェロもこの礼拝堂に足繁く通い、マザッチョの絵を模写したというサンタマリア・デル・カルミネ教会。教会内部右側のブランカッチ礼拝堂に描かれた、15世紀のフレスコ画で有名です。楽園追放などアダムとイブのストーリーも描かれており、日本人にも楽しみやすい絵画があります。

    ■ブランカッチ礼拝堂


    http://studio-del-girasole.blog.so-net.ne.jp/2010-01-12

    ■楽園追放(左上)、貢の銭(右上)、テオフィルスの息子の蘇生と教座のペテロ(右下)(マザッチョ)


    http://blog.livedoor.jp/ordersalon/archives/6877698.html

  • (6)サン・フランチェスコ聖堂【アッシジ】

    アッシジは、キリストに次ぐ聖人と言われるジョヴァンニ・フランチェスコの聖地です。ちなみに…余談ですが、このサンフランチェスコに因んで命名された都市が、アメリカ合衆国西海岸の都市サンフランシスコなのだとか。「宗教芸術の宝庫」と言われるほどたくさんの壁画などの作品があるサン・フランチェスコ聖堂。ここでは、ジョットとその弟子たちが描いた28枚のフレスコ画「聖フランチェスコの生涯」を見ることができます。鮮やかな色彩で、聖フランチェスコの生涯が劇的に描かれています。28枚もの壁画が教会内に描かれているだけでも圧巻なのですが、そのフレスコ画1枚の大きさはなんと8畳もあるそうです!

    ■大聖堂上堂内部


    http://www.geocities.jp/narikatsunari/italy_05.htm

    ■28枚の壁画は教会の右奥の壁からコの字を描くようにストーリーになっています。


    http://blog.goo.ne.jp/powerful_mom/e/b1e0210173e359280114e44d6c87ecc2
     
    ■1枚目:フランチェスコ、純朴な人から尊敬を受ける(ジョット)
    ジョットの描くフレスコ画の第1場面は、フランチェスコが聖なる人の扱いを受けている場面です。一人の男がフランチェスコの進む道の上に自分の服を脱いで敷いています。敬意の表し方の1つなのだそうです。


    http://blog.goo.ne.jp/powerful_mom/e/b1e0210173e359280114e44d6c87ecc2

    ■2枚目:フランチェスコ、落ちぶれた騎士にマントを与える(ジョット)
    第2場面は、フランチェスコが貧乏な騎士に自分のマントを与えている場面です。フランチェスコは貴族の騎士に出会います。その貴族は貧しく、その地位に相応しくない、みすぼらしい服装をしていました。騎士に憧れを抱いていたフランチェスコは、その騎士に敬意を払い、自分の身に着けていた外套を与えたといいます。


    http://blog.goo.ne.jp/powerful_mom/e/b1e0210173e359280114e44d6c87ecc2

    その他、チマブーエ「聖母と天使と聖フランチェスコ」、ロレンツェッティの「夕日の聖母」などの名画を鑑賞できます。

  • (7)システィーナ礼拝堂【バチカン】

    ローマ教皇の公邸であるバチカン宮殿にあるシスティーナ礼拝堂。システィーナ礼拝堂天井画は、1508年から1512年にかけてミケランジェロによって描かれた『最後の審判』『創世記』などの物語が描かれています。ミケランジェロの他、ボッティチェッリやペルジーノ(ラファエロの師)など名立たる画家の壁画やの天井画が、礼拝堂内にぎっしり描かれています。聖書の物語を 知らなくても、圧倒され引き込まれます。ただ、天井まで遠いので、オペラグラスがあると鑑賞しやすいです!


    http://blog.livedoor.jp/pulumint/tag/%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%8A%E7%A4%BC%E6%8B%9D%E5%A0%82

    ■アダムの創造(ミケランジェロ)
    この絵の主題は、旧約聖書の創世記。このアダムの創造はその中の一場面を描いたものです。


    http://lateralaction.com/articles/you-dont-need-to-be-a-genius/ 

    ■最後の審判(ミケランジェロ)
    なんとも魂が激しく揺さぶられるようなダイナミックな壁画です。(3)で紹介したジョルジュ・ヴァザーリとフェデリコ・ツッカリのものと比べてみるのも面白いですね。ちなみにミケランジェロとジョルジュ・ヴァザーリは、ヴァザーリの晩年、毎日会うほど密接な関係だったそうです。


    http://art.pro.tok2.com/M/Michelangelo/last.htm

    ■反逆者たちの懲罰(ボッティチェリ)
    教皇より公会議を重視しようとする勢力に対しシクストゥス4世が教皇の至上権を主張するために描かれた作品。


    http://art.pro.tok2.com/B/Botticelli/vv063.htm

  • 芸術が分からなくてもいいんです!

    今回は、絵画のみの紹介でしたが、建築・彫刻など、教会には様々な芸術品で溢れています。まだ、芸術はちょっとわからない…なんて方も、絵画を見て、「キレイ」「迫力ある」「怖い」…など、感覚的に楽しめば十分なのです。イタリア旅行の際に、ピザやパスタやワインを堪能しつつ…最高に贅沢な暇つぶしとして、教会で芸術に触れてみてはいかがでしょうか?


    ----引用元記事----
    ホンネde旅コラム http://ap-travel.com/blog/real_intention/20151030


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