2015年06月05日更新
色の七変化!今年の梅雨はアジサイを見にお出かけしよう!
初夏に色鮮やかな花を咲かせるアジサイ。梅雨の憂鬱な気分を吹き飛ばしてくれるお花です。色の変化には不思議な秘密があるのをご存じですか?今回は、これからの梅雨のお出かけがもっと楽しくなる、アジサイの魅力をご紹介します。
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アジサイの魅力1 華やかさ
出典
http://ponyo.jp/catcafe/ponyo/2007/Jun_14_PM05.php
アジサイは、日本原産の花だということをご存じでしたか?名前は、「集真藍(アズサアイ)」が変化したもので、もともと「藍色が集まっている」ことに由来しています。別名「七変化」と呼ばれ、花言葉は「移り気」。花の色が、多様に変化することからきているようです。型にはまらない、なんとも言えない魅力が満載です。
ホンアジサイと呼ばれる、花が密集して手まりのように咲くアジサイは、華やかさがあって目を引きます。ガクアジサイと呼ばれる、フチにだけ花を咲かせるアジサイは、とっても個性的。オシャレで華やかで、どことなく女性を連想させるお花です。
日本には十数種ほどの種類があるといわれるアジサイですが、色は無限にあるといってもいいほど、繊細で味わいある色合いです。花一つ一つも小ぶりのものから大ぶりのものまで多種多様。ふんわりまぁるいフォルムが可愛らしいですよね。 -
アジサイの魅力2 色の変化
出典:矢田寺
青、紫、ピンク、そしてそれぞれの中間色と、まるでグラデーションのようにキレイな色を持つアジサイですが、あの色は育つ環境によって変化するというのは、ご存じですか?実は、花の色を決めるのは、土の酸性度。土壌が酸性だと青系、アルカリ性だと赤系の花をつけると言われています。とは言え、まだまだ完全には解明されていないアジサイ。神秘的な魅力にあふれています。
隣に並んで咲いているのに、一方は青、もう一方はピンクと色が違うのも面白いですよね。土壌の微妙な酸性度の違いで色が変わるなんてとっても不思議です。はっきりとした藍色や赤紫もすてきですが、パステルブルーとピンクも可愛らしい。たくさんのアジサイが見られるところでは、微妙な色の違いでグラデーションが楽しめるので見飽きないですね。
不思議なことに、アジサイは同じ株でも枝によって花の色が変わることもあるんだそう。なんだかドラマチックで不思議ですね。一般的に女性は男性よりも見える色の数が多いといわれているので、ちょっとした違いも目新しく楽しめるはず。アジサイの女性人気もうなずけますね。 -
アジサイの魅力3 実は家庭でも楽しめるんです!
出典
http://hkkk1122.blog109.fc2.com/blog-entry-153.html
育てるのが難しそうな印象を受けるアジサイですが、実は最近自宅で栽培を楽しむ人が増えているんです。お庭やベランダにこんな鮮やかなアジサイが咲いていたら、梅雨のうっとうしさも吹っ飛びますね。気持ちを晴れやかにしてくれます。
自宅で育てる場合は、直射日光を避けて、春夏はたっっっぷりとお水を与えましょう。アジサイは女性と同じ!潤いが欠かせません!笑 繊細で、ちょっと手間がかかるところは、まるで自分を見ているようで、(?)可愛らしくて育て甲斐がありますね。
アジサイは、土の酸性度によって花の色が変化するので、自分好みの色に育てるのも楽しみの一つ。なかなか思い通りにいかないこともありますが、それもまたアジサイの魅力です。手塩にかけて育てるアジサイは、わが子のようで本当に愛おしい…子を持つ母は、こんな気持ちなのでしょうか。 -
アジサイの魅力4 プレゼントにも最適
出典
http://www.fs-kawashima.com/Weblog/2012/04/post-230.html
母の日に贈るお花と言えば、これまでカーネーションの独壇場でしたが、最近ではアジサイの鉢植えも、定番のプレゼントとして定着してきましたね。ちょうどゴールデンウィーク前から、お花屋さんの店頭には、たくさんの種類のアジサイが並びます。見た目も華やかで、プレゼントに最適です。
デリケートなイメージのアジサイですが、7月以降もそのまま枝に花を残しておくと、茶色がかってくすんだ色に変化します。「秋色アジサイ」と呼ばれ、アンティークな装いになって、これまたとっても素敵な風合い。インテリアとしても人気です。
アジサイの株は、枝葉の手入れをすれば、毎年キレイな花を咲かせます。花が咲き終わったら、すぐに花から2節ほど下の部分を切り戻しします。深く切りすぎると、翌年の花の芽も切り落としてしまうため、注意が必要です。少し手間はかかりますが、梅雨の時期が毎年待ち遠しくなりますね。 -
女性のような神秘的な魅力にあふれたアジサイはこれからが見頃!
出典
http://www.skmt01.com/ajisai/
女性らしく繊細で華やかなアジサイは、イヤ~な梅雨のジメジメ気分を吹き飛ばしてくれます。週末のおでかけにはカメラを片手に、ステキなアジサイたちに会いにお出かけしましょう!