2015年08月28日更新
仕事でミスを繰り返さない!チェックしておきたい3つのポイント
人間なのでミスをしてしまうのは仕方ないけれど、仕事上のミスは繰り返さないようにしたいですよね。してしまったミスをしっかりと見直して今後の仕事に活かす、それが社会人としてのマナーです。同じミスを繰り返さない方法をチェックしておきましょう。
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失敗はいい経験というのは口実です
失敗した!これもいい経験?失敗するとよく耳にするのは、いい経験、失敗は成功のうち、といったセリフ。でも本当にそうでしょうか?
失敗はしないに越したことはないですし、してしまったミスによる犠牲は何かしら出ているわけです。なので、安直に「失敗はいい経験」なんて口にしない方がいいのではと思いませんか?失敗から学び、反省し、その後同じ失敗は繰り返さない!そういった人はこのセリフはOKだと思うのですが、失敗を繰り返す人間が、こういった言葉に甘えて、反省しない、改善しないという悪いパターンを目にしたことはないですか?失敗したときに「悔しい」という感情が出てこない人ははっきり言って成長しません。
まず最初に「ミスは恥ずかしいこと。社会人として避けなければいけないこと」ということを頭に叩き込んでおきましょう。緊張感を持てば、ミスって意外と減ってくるものです。 -
ミスによって周りの人たちにどのくらい影響を及ぼすか考える
ミスは自分だけではすまされない会社でミスをするということは、必ずどこかしら、だれかしらに迷惑をかけることになります。プロジェクトなどでミスをしたとなれば、社内であれば、上司、プロジェクトのメンバーに、そしてあってはならない取引先、クライアントさんに迷惑をかけるということになります。
これは最小限に考えた場合です。もし、そのプロジェクトが大きなものだったら、プロジェクト、部署、会社と大きく広がっていき、会社のトップにまで何かしらの影響が出るということだってありうるのです。クライアントさんも、その仕事の内容を持って別の業者と取引なんてこともあるわけです。
1つのミスによってどこまでも大きくなる可能性があるということがわかっていれば、ミスをしないように慎重に動くようになるでしょう。 -
うっかり?ミスの原因はひとつかどうかを見極めよう
ミスの原因は一体何?ミスをしてしまったときは、まずその原因をしっかり見つめなおさないといけません。新たなミスが潜んでいる可能性があるからです。
例えば、失敗してしまった内容が「うっかりのデータ入力ミス」ということに落ち着いたとしましょう。でも、その入力ミスの原因は、能力不足?それとも、そのときの状況?といろいろ考えられるわけです。能力不足は論外ですが、例えば状況を考えてみましょう。案件が押し寄せてバタバタしていたから、上司とちょっと口論になってイライラしていたから、単に自分の精神状態がちょっといつもと違っていたからなどといった様々な理由が考えられます。そういう状況だったから仕方がないということではありませんが、単なる入力ミス!で終わらせては成長がありません。
はっきりと失敗の原因を確かめて、根本から見つめ直しましょう。環境が悪いなら変える、能力がないならスキルアップに力を入れる、原因がわかれば解決法ははっきりと見えてきます。 -
仕事のミスはきちんとした仕事で返す!
失敗は繰り返さないは社会人として当たり前!ミスは人生のいい経験、確かにそうとも言えますが、仕事上のミスはそういった精神論的なことだけではすまされません。仕事でしてしまったミスは消えませんが、次からの仕事をしっかりまとめることで、ミスのフォローはできるはず。してしまったことをは潔く反省し、しっかりと具体策を立てて、次の仕事に活かしていく、それが社会人としてあるべき姿です。