2015年08月26日更新
酒飲み女子のおしゃれな10のカクテルとそのヒミツ
女がポン酒を一人で飲んで悪いかぁ〜!世間はなんて酒好き女に弱いのか。ぐすん。「カクテルしか呑めないのぉ」って舌っ足らずで甘い酒しか飲まないアピールする女子がいいというのか男ども。プリプリしながら飲んでみたら、あらやだ、カクテル旨いじゃないの!というわけでカクテルとその由来をご紹介します♪
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ピニャコラーダ
ビーチに似合うトロピカル感スペイン語で裏ごしパイナップルという名前。女性が好きなクリーミーさとパインジュースが絡み合って、ビーチで楽しむ濃厚カクテルとして推したいお酒。デコレーションかキュートなものも!カリブヒルトンホテルで提供されたことで一躍有名になりましたが発祥はプルエルトリコのバラキーナ・バーという説が有力です。ココナッツミルクの濃厚さが甘くてクリーミー。70年代にはフローズンスタイルでアイスのようにコーンと楽しまれていたとか。南国ビーチに似合うカクテルです。
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モヒート
出典:甘酸っぱい味で大人気キューバで薬酒のように伝わったとされるモヒート。ラムベースのミントとライムが甘酸っぱくて飲みやすいカクテルで、ご家庭で簡単に作れます。ブードゥーの言葉で「魔法をかける」という意味もあるのだとか。ベースのラムはさとうきびの蒸留酒。茶色いものが基本ですがバカルディ社のホワイトラムで作られるようになって一躍人気に。しかし現在キューバ革命でバカルディ社はキューバから撤退したそうです。お酒の味さえ変える革命……
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プースカフェ
ネオンのようなきれいな虹色虹色きれいな不思議なカクテル。「コーヒーを押しやる」というフランス語で名付けられています。お酒の重さの違いでできるこのカクテル、食後のコーヒーの後にどうぞ♪味はレシピによって変わります。なぜならリキュールそのままの味が各層にあるから!飲み方はストローで下から行くのもいいけれど、好きな層に合わせても飲めるのが面白いですね。色だけでなく味まで七色。
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XYZ
白くて上品。見た目だけはホワイトレディと変わらない。ホワイトラム、ホワイトキュラソー、レモンジュースを割る、3種の酒なのでアルファベット三文字、「これ以上良いものは無い究極のカクテル」という意味合いが込められています。さっぱり飲みやすいですが意外にキツめショートカクテル。シンプルなだけにけっこう辛口。XYZといえばシティーハンターで掲示板に依頼を書き込む時に使うキーワード。「クールな最後の頼み」のような意味が込められていたんでしょうか。
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ビトウィーン・ザ・シーツ
やや甘口のブランデーカラーがきれいなカクテル名前がエロいという思わせぶりな小悪魔カクテル。シーツの間で何を語るのかは飲む人次第です。ブランデーを使ったまろやかなカクテルにコアントローの甘みが効いています。コアントローはオレンジの皮から作られたシロップのようなリキュール。透明なお酒ですが実は氷にかけると白く濁るんです。小さなショットグラスでコアントローの変身も試しても面白いですよ。
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ブラッディ・メアリー
二日酔いにも朝にも飲めるヘルシーカクテル血みどろメアリーってホラーか!って名前ですが、由来は飲みそうなヴァンパイアではなくイングランド女王。宗教の違いで処刑を行ったそうで血をトマトに見立てたとか。怖っ!でも味は飲みやすいウオッカベースの弱めカクテル。トマトジュースの感覚でさらっと飲めてしまうので、迎え酒にもいけちゃいます。
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ギムレット
知的な香りを漂わせたいならギムレットチャンドラーの小説「長いお別れ」の「ギムレットにはまだ早い」の名台詞で知られたカクテル。ハードボイルドな海外文学好きならぜひチェック!ジンとライムのシンプルな強めのお酒。このお酒ができた理由はイギリス海軍でジンが流行り過ぎ、軍医が「せめて割ってくれ」とジンの摂取量を減らそうとしたところでライムで割られたのだとか。酒好きすぎです、イギリス海軍。
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アイリッシュコーヒー
冬には絶対飲むべきカクテルアイリッシュ・ウイスキーを使ったホット・カクテル。補給や乗り換えで空港に立ち寄る人を暖めたいとアイルランド西海岸のシャノン空港のバーから広まりました。今で言うならご当地カクテル!まちおこしも世界規模とは恐れ入ります。ザラメを溶かして甘さの濃度を楽しむのもおいしいです。
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ファンタスティック・レマン
幻想的な湖をイメージした美しいブルー日本人が知っておくべき日本酒カクテル!でもイメージしたのはスイスのレマン湖という……。淡いブルーの美しいお酒です。日本酒カクテル、実はいくつもあるので語り尽くせないのが残念!カクテルフェスティバルで賞を取っただけあります。ブルーキュラソーとコアントロー。柑橘風味の日本酒ベースのお酒です。
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マティーニ
王様と言われるだけある貫禄のカクテルカクテルの王様と言われるマティーニ。バーデンの腕がダイレクトに出るというマティーニは奥深い上に好んだ有名人も多数。架空ですが007のジェームズ・ボンドもマティーニ通。ステアではなくシェイク派です。ベルモットというお酒がハーブなど漬け込まれた薬酒のようなクセを感じる人がいるかもしれませんが風味あるカクテルです。ただ強くて辛口なので弱い女性は勧められてもご注意を。
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ひとつひとつにドラマがある
色とりどりのカクテルにあるそれぞれのドラマと歴史が面白いカクテルの面白さはひとつひとつの名前や由来、そこにドラマ性があること。宝石のような色とりどりの見た目、作り出すライブ感ではないでしょうか。いろんなバーデンの腕を見ながら、本当に美味しいカクテルを楽しむ。これが大人の女の呑んだくれってもんですね!