2015年08月24日更新
今更聞けないテーブルマナーの基礎・5つのポイント
結婚式に呼ばれてコース料理。ふと困った!なんてこと、あるんですよね。そうそうコースのフレンチなんか食べる生活送ってる庶民派いないって!とは思いつつ、いざという時、恥はかきたくないですよね?そこで、知っておきたい洋食のマナーをまとめてみました。
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カトラリーの基本
たくさんあって何が何だかカトラリーは基本外側から。たまに上にありますが、それは口直しやバターに使うものなどです。食事が終わったらカトラリーを揃えて斜めに置くのがそのお皿終了の合図。ハの字に置くのは食事中の合図です。ただし、ナイフとフォークを置くナイフレストが出てきた時はそのまま使います。
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実はシグナル!ナプキンの正しい使い方
拭くだけじゃなかった!ナプキンはオーダー後に膝に広げます。首に挿すのはNG。食器を拭くのもNGで、口と指のために使います。ナプキンは合図にも使われます。席を立つ時、椅子にナプキンの真ん中をつまんで三角にしておくのは「食事の途中です」、食事の後にきっちり畳んで置くのは「おいしくなかった」という合図だとか。うっかりやってそう……
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パンはどのタイミング?
いつ食べるの?基本は前菜ではなくスープからデザート前まで。スープにつけるのはNGですが、パンにスープを垂らしたり、料理のソースをパンで拭うのはOK。パンで拭うのは「おいしい」という意味にもなるそうです。パンが出てくるのは口の中の掃除でもあります。お皿ごとの味が混ざりにくいようになってるんですね。
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意外に間違っている人が多いスープの食べ方
音を立てないくらいはわかる……スープは残り少なくなった時、どうしてますか?手前に傾ける人が多いのではないでしょうか。実は反対で外側に向けるのが正解。食器の音を立てないように気をつけてすくいます。飲む時は啜らないのも基本ですね。洋食は食べる音、食器の音は最小限にする傾向があります。
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食事は皿の上でいじくり回すのはNG!
魚やエビって食べにくい特に食べにくい魚やエビ。カトラリーでうまく皮を外してから口に運びます。やってはいけないのが魚をひっくり返したり、料理をお皿の上であちこちいじり倒すこと。きれいに外すテクニックが要求されます。
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大人女子ならTPOは押さえておくべし
フルーツの種はスプーンに取ってからそっとお皿のはしにまとめてコース料理は敬遠されがちだけれど、きちんとした席が増える大人としては最低限は覚えておきたいところ。基本は音を立てない、きれいに食べるができていれば第一関門クリア。スマートな大人女子に近づくために、少しずつ勉強しておくのがお勧めです。