2015年07月25日更新
夏こそ飲もう!正しい白湯の作り方&飲み方をご紹介
体に良い飲み物として、ずいぶん定着してきた白湯。冷え性解消やデトックス、ダイエット効果のある飲み物として、飲んでいる人も多いのでは?白湯=温かい飲み物ということで冬に飲むイメージですが、実は夏場にもおすすめです。夏におすすめな理由と正しい作り方&飲み方をご紹介します。
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どうして夏に白湯なの?
夏こそ白湯!白湯は季節問わず飲める健康法のひとつです暑い夏、どうしても冷たい飲み物&食べ物を取りたくなりますね。とはいえ、冷たいものの取り過ぎは内臓の働きを弱め、夏バテの原因に。また、冷房の中にいることで、自覚している以上に冷えてしまっている人も少なくありません。外気と冷房の温度差で自律神経のバランスが乱れがちな人にも、白湯はおすすめです。白湯を飲むことで、体の中からじんわりと温め、血行&代謝をよくしてくれます。暑い時に温かい飲み物はちょっと...という人は常温まで冷まして飲むのもよいでしょう。たっぷり汗をかいた後には、白湯にひとつまみの塩を入れると熱中症も防いでくれますよ。
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美味しい&体に優しい白湯の作り方
特別な材料や道具がいらないのも、うれしいところ。白湯を作るために用意するものは、たったの3つだけ。
・お湯をわかすやかん
・マグカップ
・水
この3つがあれば、誰にでも白湯は作れます。
やかんに水を入れ、火にかけます。沸騰後、そのまま10分ほど湧かし続けます。電気ポットや電子レンジを使わないこと、やかんの蓋はしないことがポイントです。しっかりと煮立てることで、水に火のエネルギーと風のエネルギーを取り込んだ、バランスのよい飲み物になります。
これはインドのアーユルヴェーダの考え方で、人のからだを構成する3つの要素(水・火・風)のバランスが整った状態こそが健康であり、状態を整えるための飲み物こそが白湯なのです。
一度にまとめて作り、ポットや水筒で保存してもOKです。 -
体に優しい、白湯の飲み方
朝の一杯が効果的!湯が出来上がったら、さっそく飲んでみましょう。熱々を飲むのではなく、50度くらいに冷まして飲みます。その時に水や氷を足すのではなく、自然に冷ましましょう。
一度に飲む量は、150〜200cc程度。がぶ飲みせず、ゆっくりとすするように飲みます。一日に5〜6回の分けて、800〜1000ccが適量です。あまり沢山飲み過ぎると、胃液が薄まってしまい胃腸の調子を崩したり、むくみの原因になってしまうので注意が必要です。
飲むタイミングは、起床時・食事の前・食事中・寝る前など。特に朝起きて一番の白湯は、体を目覚めさせ代謝アップに繋がります。またリラックスタイムに飲むとじんわりと体を温め、気持ちを穏やかに落ち着かせてくれますよ。 -
あなたも今日からスタートできます
老若男女、誰もが取り入れられる健康法です。誰でも簡単&手軽に取り入れられる白湯。作り方&飲み方をマスターすれば、季節を問わず、ずっと続けられる健康法のひとつです。これを機会に正しい作り方&飲み方を覚えて、より高い健康効果を実感してくださいね。