2015年07月14日更新
あなたの彼はだいじょうぶ?モラハラ彼氏の見分け方
彼氏といると、委縮してしまう。いつも何かを我慢している気がする。毎日が不安だ。彼氏が怒ると、どうしていいかわからない。それって「モラハラ」に悩まされているのかも。いい彼氏は無駄に怒らないもの。上手に見分けて、上手に逃げるのが吉。
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モラハラって?
モラハラ男と彼女モラル・ハラスメント、通称モラハラ。DVの一種ではあるけれど、モラハラは証拠に残らない。怒鳴ることも少ないし、暴力も振るわない。ただひとつ、「怒りを態度に表す」のが特徴。話しかけても無視、ドアをバン!と音を立てて閉めたり、ため息をついたり。貧乏ゆすりや爪を噛むなどのアピールをする場合も。やられている側はどんどん追いつめられて、謝ってしまうことも。怒鳴られたりするよりも「居心地の悪さ」が大きすぎるので、日ごろから相手の顔色をうかがうようになってしまうのだ。
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モラハラに気づいたら
おびえる彼女証拠に残ることをしないモラハラ男は、他人には理解されにくい。モラハラ男は外面が良いことも多いし、相手を丸め込む嘘も上手だ。その特徴が、あなたを悪者に仕立て上げることになる。立派なDVなのだけど、気づいてもらえないものでもある。しかし、それで泣き寝入りするのは早い。「されたこと」と「いやだったこと」を書いておこう。おススメは匿名のブログなど、インターネット上にログを残しておけるもの。可能であれば、同じ記事をいくつかの媒体に残しておくこと。手書きのものでは、モラハラ男に見つかった場合、消されてしまう可能性があるからだ。
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モラハラ男は治せるか?
不機嫌になる彼女モラハラは、一種の調教。モラハラ男にとってはそれが日常であり、スタンダードなのだ。根本的な性格の問題だから、治らない場合も多い。もし方法があるとすれば、あなたが彼をしつけること。「無視したらご飯を出さない」「ため息にはため息で返す」など、あなたがモラハラ男と同じ行動をとると、彼は驚き、おびえるようになる。しかし、物覚えも悪いので何度も繰り返す。うまく調教できれば、あなたに尻尾を振り、尽くすようになるけれど……特殊な性癖がない限り、精神的にもたないのでさっさとお別れするのがいいだろう。
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モラハラ男からの逃げ方
彼自身ではなく、彼の両親や自分の両親に証拠を伝えよう。引っ越しなどで行方をくらましてしまうのも一つの方法だ。おせっかいな友人に「彼も反省しているし」なんて連絡をよこされてしまう可能性もある。モラハラ男と正面にぶつかろうとすると、丸め込まれてしまう危険がある。それでも難しい場合は、たとえば彼の嫌いな恰好でデートに出かけたり、家事を放棄したり、鼻くそをほじってみたり、彼の幻滅するような行動をとること。間違っても「別れたい」と言ってはならない。土下座したり号泣したりと、パフォーマンスが上手なのだから。「こいつを支配しても仕方ないな」と思わせることができれば勝ちだ。
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モラハラ男の呪縛から解放されるために
さようならモラハラ男モラハラ男と過ごすと、心の痛覚がマヒしてしまう。だからこそあなた自身を大事にすることを思い出してほしい。フラッシュバックを起こさないためには、自分自身で行動すること。相談するのはいいけれど、最終決定は自分でしよう。モラハラ男の支配によって「こうすれば怒られない」「怖いから〇〇しよう」といった、逃げの姿勢が身についてしまう。別れを選んでも「あのとき逃げなければ」なんて思い出してしまうと、またモラハラ男の支配下に戻ってしまう場合もある。あんなやつ、もういらない。そうきっぱり言い切れるように、自分自身を愛することだ。