2015年07月07日更新
自分らしいメイクこそ、本当にモテる。
モデルやアイドルの旬は短い。顔立ちも髪型もメイクも、売り方も様々だけど、ぱっと現れてぱっと消えていく。流行のアイコンである彼女たちが目まぐるしく変わるように、息の長いメイクって、なかなかないもの。それに、たいてい流行のメイクは男受けが悪い。本当にモテるのは、流行よりも「似合う」メイクなのだ。
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「似合ってる気」の罠
シースルーバングシースルーバングにかきあげヘア、病弱メイクに酔っ払いチーク……トレンドはいろいろあるけれど、たいていがキャッチーさ+旬のタレントのマネ。ボブが流行ればみんな髪を切るし、赤リップが旬ならみんなべっとり真っ赤な口紅を塗るわけだ。そして、みんながやってるから「なんかイケてる」気になってしまう。
余談だけど、筆者はぱっつん前髪に赤リップのいわゆるゴシック系メイクが好きで、メイクを覚えてからはたいていそのスタイルだった。なのに、赤リップが流行したとき「赤リップ流行ってるもんね~」なんて言われてちゃっかりお気に入りの口紅を聞きだされたりして、ちょっぴりイラッときたものだ。 -
似合わないメイクに流されないために
横顔誰に聞いても美人!と言われるレベルの美人なのに、絶対に前髪をおろさない友人がいる。ヘアアレンジも常にデコ出し。彼女曰く、「アタシの顔は前髪があるとバカになる」そう。そんなバカな、と思ったけど、見せてもらった学生時代の写真では確かに美人度は半減していた。それでも美人なのが悔しいが、前髪アリの彼女ならそこらへんにいるそこそこの美人でも張り合えてしまうだろう。アイドルによっては、左向きしか撮られたくない!なんて話も聞く。美人は自分の顔をよく知っている。そして、自分の顔を最大限に活かすメイクも知っているのだ。
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本当に似合うメイクって?
芸能人の顔タイプ一重、二重の違い。肌の白さ。丸顔、面長などの顔の形。顔を分類するには、たくさんの要素がある。パーソナルカラー診断をしてみるのもいいけど、基本的に4種類しかないのでぴったりくるかといえばそうでもない。そこで、どうするか?「好きな顔の芸能人」を参考にすると良い。
基本的に、私たちは自分の遺伝子から遠い形質をもつ人間にはあまり好意を持たないという。飼い犬と飼い主が似ているのも、こういった人間の本能の影響だそう。つまり、自分の好きな芸能人は自分に似た要素がある可能性が高い。お気に入りの顔のアイドルやモデルなどの芸能人のメイクから、自分に似合うメイクを探すと間違いがない。 -
美人からきれいを盗む
メイク道具最近の芸能人は、TwitterやInstagramなどでプライベートなメイクやお気に入りのメイク道具を公開している場合も多い。お気に入りの顔が見つかったら、それを追いかけてみるのもいい。彼女たちは自分の美しさやかわいさが商売道具、流行を取り入れる時も自分がブスになるようなことは(ほとんどの場合!)しない。もし似合わないなァと思ったら、そのメイクはマネしないでおこう。たいてい流行のメイクやヘアスタイルであっても、彼女たちは自分をよく見せるアレンジを加えている。そのテクニックを盗めれば、流行に左右されずに似合うメイクができるのだ。